「転職エージェントとの初めての面談だけど、何を準備すればいい?何か持っていくべきものがあるの?」
初めて転職する人にとって、悩みの種となるのがエージェントとの面談です。
これから先の転職活動がこの担当エージェント経由で行われることを考えると緊張することでしょう。
どうしたら気に入られるか?求人を紹介してくれるのだろうか?と思いますよね。
転職回数約10回とかなり多い私は、転職エージェントと多くの面談をしてきました。
毎回色々考え、気合を入れて面談に臨んだものです。
転職エージェントとの初めての面談を成功に導くためには何を準備し、当日は何を持っていけばいいか。
数多くの経験をもとに、お教えします。
履歴書・職務経歴書の準備と当日の活用法
まず当然、履歴書と職務経歴書です。
当日は2部印刷して持参しましょう。
参考
書類審査を通過する履歴書!印象に残るための作成のコツとは?
30代後半で書類選考通過率8割!職務経歴書の作成の3つのポイント
書類選考通過率UP!30代後半の転職の志望動機の書き方とは?
1部は自分用で手元に置いて面談をし、もう1部は相手のエージェント用です。
登録時に送っているとは思いますが、念には念を入れて持っていきましょう。
自分用の履歴書・職務経歴書には書き込みまくる
面談前には必ず履歴書・職務経歴書を確認しておきましょう。
内容について何を聞かれてもすべて説明できるようにしておきましょう。
自分のアピールポイントになる点などを強調して説明できるように、赤ペンで線を引いておきます。
さらに口頭で補足をした方がいい内容なども赤ペンで書き込んでおきましょう。
その書き込んだ自分用の書類を前にして転職エージェントと面談をします。
面談中にエージェントに指摘された点を書き込んだり、うまく説明できなかった部分に赤とは違う色のペンで引いたり、書き込んだりしましょう。
面談前に自分で書いたものと面談中の書き込みが分かるように必ず色を変えるように。
自分がここを説明しようと思ったり、補足したいと思っていた部分と、エージェントが指摘する部分には必ず差があります。
その差が分かるように色を変えてペンで書きこむのです。
自分が思っていた部分とエージェントが指摘した部分が同じなら、自分の説明に自信を持ちましょう。
自分が思いもしなかった部分を指摘されたなら、もう一度良く考え、納得がいくなら取り入れましょう。
そしてそれをもとにまた新しいバージョンの履歴書・職務経歴書を作るのです。
転職エージェントには何社か登録すると思いますが、その面談のたびに、書き込みを行い、履歴書・職務経歴書を作り直しましょう。
そのような行為を通して、さらに良くしていくのです。
転職エージェントとの面談は、求人を紹介してもらうだけではありません。
履歴書や職務経歴書を改善するのに最適な場でもあるのです。
転職エージェント用に自己アピール資料を用意
履歴書・職務経歴書以外に、自分が今までに積んできた経験や、今後転職先で活かせる能力を説明できる資料があれば持参しましょう。
例えばマーケティング職を希望し製品開発をした経験があれば、その製品や企画案(社外秘なら見せられる範囲内で)などを持参するといいでしょう。
それをもとに、開発で周りを巻き込みながらリーダーとしてやってきた経験などを話せば、より説得力が増したアピールになるでしょう。
エージェントとは初めて会うわけですから、自分を理解してもらうには何か具体的なものを見せるのが一番だと思います。
これは本番の企業の面接でも通じるアピール方法です。
履歴書・職務経歴書だけでなく、様々なものを使って、自分をアピールしましょう。
転職エージェントとの面談は企業の面接を見据えて、行いましょう。
面談は練習です。
うまく自分の説明が伝わったか、エージェントに悪い点や良い点を評価してもらいましょう。
転職エージェントとの面談のたびにエージェントに指摘してもらい、自己アピール力をさらに上げていくのです。
転職エージェントとの面談は、本番の面接のためにもあるのです。
転職エージェントに対する自己紹介の練習
そもそもエージェントに自己紹介をしないといけません。
自己紹介の練習をしておきましょう。
- 自分の経歴、職歴
- 転職したい理由
- 希望する業界、職種など
このような内容を全てを通して、2分程度に収まる様にできたら良いでしょう。
よどみなく話せるようになるまで、練習してください。
ここでの練習は本番の企業の面接に活きます。
経歴や職歴は、まず現職の内容をわかりやすく簡単に説明し、過去のものでアピールしたいものがあれば付け加えましょう。
転職したい理由は、ある程度本音でエージェントに話した方がいいでしょう。
後ろ向きな理由(給料が不満、リストラされそうなど)でも大丈夫ですが、それだけでなく前向きな理由も必ず付け加えましょう。
面接だけに限ったことではなく、企業の採用試験に置いてはマイナス的な表現は全て厳禁です。
ここでは転職の本気度も見られています。
エージェントは本気で転職したいと思っている人以外には興味がありません。
何月までには必ず転職したいと言って本気度を見せましょう。
希望する業界や職種は、面談までに良く考えをまとめておきましょう。
そもそも職務経歴書を作成する過程で、それについては良く考えていなければいけないのです。
自分の今後のキャリアプランを考えずに作った職務経歴書には何の魅力も感じられないでしょう。
職務経歴書を読んだ人が、この人は転職先でどんなことをしたいかをイメージさせるものでなければ、採用したい気にならないはずです。
自分は今後どうなっていきたいのか、どう会社に貢献したいのかを良く考えた上で作るべきなのです。
職務経歴書を作る過程で、自分はどんなキャリアプランを考えていたかをもう一度頭の中でまとめ、簡単に言葉で説明できるようにしておきましょう。
転職エージェントとの面談は用意周到な準備を
- 履歴書・職務経歴書は2部用意し、自分用には書き込みまくる。
- うまく自己アピールできるものがあれば、何でも使う。
- 自己紹介はよく練習する。2分程度にまとめ、転職したい本気度を見せる。
準備がうまく行ったら、転職エージェントとの面談は成功するでしょう。
もし不本意な内容でも、まだ転職エージェントはありますよ。
30代後半が登録すべき転職エージェント!その選び方とは?
コメント