転職したいすべての企業に、同じ職務経歴書で応募なんてしてないですよね?もしそうなら、書類選考を通る可能性はかなり低いでしょう。
この記事を読んで考え直しましょう!
以下の記事にはエージェントとの初めての面談を成功に導くコツについて書いてあります。
参考
転職エージェントとの面談!どんな内容?聞かれる質問は?
エージェントとの面談後、求人案件の紹介を受けて求人票をもらったことでしょう。
この求人票をもとに応募書類を作成し、エージェント経由で応募することになります。
基本となる履歴書・職務経歴書を作成することは重要です。
参考
書類審査を通過する履歴書!印象に残るための作成のコツとは?
30代後半で書類選考通過率8割!職務経歴書の作成の3つのポイント
この基本の書類に、応募する企業に気に入ってもらえるよう、すなわち面接に呼んでもらえるよう手を加えます。
このように応募企業ごとに履歴書・職務経歴書を作成することが、転職活動の最初の大きな山となり、さらに一番の力の入れどころでもあります。
すべての企業に同じ内容で応募するなんて、ダメですよ!
しっかりここでコツをつかんでくださいね。
応募企業ごとに履歴書・職務経歴書を作る
エージェントは求人票を見ながら、「この企業はどんな人材を求めているか」の説明をしてくれると思います。こういう任務があってこういう結果が期待されているとか、です。
まずはそれを念頭に職務経歴書をどう変えるか考えましょう。
求人票には、募集ポジション・募集背景・業務内容・必要要件・給与などの情報が記載されてます。
書かれている内容を上から下までじっくり読んでください。
企業がどんな人を欲しがっているかが見えてくるはずです。
例えば、募集背景で「新規増員」と書かれていたら
「新しく何か始めようとしているんだな。挑戦するのが好きな人がいいかもしれない。社内にいる人でなく外部からということは、ここにはない新しい視点がほしいのかも」
なんて考えて、志望動機を「新しい事に挑戦し、前に突き進むのが大好き。実際に新規事業開発で成功したことがある」的な内容に変えたりするんです。
業務内容や必要要件には箇条書きで色々書かれていますが、全てに自分が当てはまってる人はそうはいないでしょう。
しかし、全てに当てはまっているよう採用担当者に思わせてしまうんです。
例えば「英語を用いた会議、プレゼンの実施経験」なんてのが必要要件に書いてあるけど、今の職場でそんな機会がない。
どうするか?
履歴書の資格欄に英語に関する資格を目立つように書いたり、趣味欄を作って異文化交流が趣味なんて書くのもいいでしょう。
職務経歴書には(英語は使ってないけど)海外とのやり取りで成功した経験を述べたりして、採用担当者に「こいつできるかも」とある意味誤解させるのです。
30代後半以上にもなれば色々経験をしていると思われますから何とかひねり出して、求人票に当てはまる人材に思われるよう、考えに考え抜いて書類を作るのです。
エージェントに求人票からは見えない内容について質問する
求人票だけでは知りえない情報があります。しかもそれは大変重要なものなんです。
そこでエージェントに質問しましょう!
企業の社風
社風は重要です。
例えば、「堅実な社風」なら職務経歴書の全体の雰囲気を着実に職務を全うしてきた感じに統一した方がいいでしょう。
「挑戦的な社風」なら、逆に高い目標を意欲的に挑んだ成功体験にあふれた職務経歴書にするのがいいかもしれません。
しかしながら社風と採用担当者が考えている採用したい人の性格が違っていることも・・・。
「大人しい人ばかりなので、少し引っ張るリーダータイプの人材が欲しい」とか。
この辺はエージェントに、「今回の募集では採用担当者は性格の点でどのような人材を求めているのか」を聞いてみるのがいいでしょう。
過去に転職した人の傾向
担当エージェント経由で、過去にその企業にどのような人が転職したかを質問しましょう。
その人の性格的な面から職歴、そしてどのような点が評価されたのかを聞くのです。
同じような人なら受かるとは必ずしもいえませんが、職務経歴書などをどんな内容にするかのヒントになるはずです。
その人が評価された点と近いものがあるならば、目立つように書くようにしましょう。
採用担当者・面接官・上司の詳細
採用担当者・面接官・上司の採用傾向、仕事に対するスタンスや経歴などが聞ければ、職務経歴書に反映させることができます。
ストレートに名前が聞けたらいいのですが・・・。ネットで検索できますからね。
その人の主義主張などが分かるかもしれません。
他にも気になることがあったら、積極的にエージェントに質問しましょう。
何らかのアドバイスはくれるはずです。
同じ求人を他の転職エージェントからも紹介された場合はチャンス
これもよくあります。
他の転職エージェントと面談してると、同じ求人を紹介されることが・・・。
「あ、これは他で紹介されたから結構です」
なんて言ったらだめですよ!
これはより良い書類ができるチャンス到来なのです。
上で述べたように、他社のエージェントにしたように同じ質問をしましょう。
さらに多くの情報が集まるでしょう。
同じ求人が紹介されても、初めて聞くふりをしていっぱい情報を得ましょう!
しかしここで問題になるのは、どのエージェント経由でその企業に応募すべきなのか、です。
まあ担当エージェントとあなたの相性もありますが、より多くの情報を持っていたり、過去にその企業に転職者を斡旋した経験が多くあるエージェントの方が、面接まで進んだ場合を考えると、そちらの方がいいと思います。
しかしながらあれだけ質問をしたのに、一方のエージェントに応募断りの連絡をするのは気が引けますよね?
「大変興味があったのですが、ちょっと気の合わない知り合いがその企業にいることが分かりまして・・・」
とかなんとかでごまかしましょう。
転職エージェントの履歴書・職務経歴書の添削について
多くの転職エージェントのサイトでは「添削サポートできます!」とありますが、あまり過度な期待をしない方がいいですよ(あくまで私見ですので、あしからず)。
エージェントにお願いすれば、完璧な書類を作ってもらえる!なんてないですから。
転職に関するサイトを見れば載っているような内容程度の指摘をするエージェントが多いです。
まあ無料ですので、見てもらってもいいとは思いますが・・・。
こちらから「添削してください」とお願いしないと、エージェントからは積極的に言ってこないと思います。
それよりもエージェントは情報屋だと思って、いかに良い情報を引き出すかが結局のところ重要なのです。
自分の力を信じて、頑張って作成しましょうね。
エージェントに応募書類提出の依頼
応募に必要な書類の作成ができたら、エージェントにメールで送信しましょう。
送信ファイル形式については担当エージェントに聞いてくださいね。
出来上がった書類は、印刷して間違いがないか確認しましょう。
印刷した直後に1回、メール送信前にも、もう1回の確認は最低でもしましょう。
さらに念押しでエージェントにも確認してもらいましょう。
メールに
「申し訳ございませんが誤脱等がないかをご確認の上・・・」
とか書いてエージェントにお願いしましょう。
後で万が一にも間違いがあった場合に、言葉は悪いけどちょっとだけエージェントのせいにして書類の再提出に助力してもらう事もできるかもしれません。
送付した後は、面接に呼ばれることを期待して、他の転職希望企業の書類に取り掛かりましょう!
会社を休む事への準備
書類審査後の面接日は意外と早くやってくるものです。
面接日は平日に設定され、それも日中に行われます。
面接に呼ばれる場合を考えておかないと、なかなか会社を休みづらいですよ。
応募種類を提出した次の日に、早速書類通過して今週中に面接どうですか?なんて言われることもあります。
有給をすぐに取得しやすい環境の職場ならいいのですが、そうではない人は前もって休む方法をどうにか考えておいてください。
多くの転職エージェントに登録することは、情報を得ることができ転職活動を有利に進めることができます。
おすすめの30代後半向けの大手転職エージェントを紹介しますので参考にしてください。
【厳選】30代後半の転職に強い!大手転職エージェント
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