②書類編

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成功への道

30代後半の転職で最大の難関は書類選考です。

言うまでもなく、ここを通らなければ面接に進めません。
35歳以上の人に限らず、若い人にも書類選考は厳しいものです。

しかしながら若い人と35歳以上の人の書類選考の重要度には決定的な差があります。
それは、書類選考にさえ通れば、35歳以上の人の方が20代の若い人より内定を得る確率が高いという事です。

30代後半と20代の人には書類選考に差がある

20代の人の書類選考は、ある意味甘くなります。

なぜなら20代は経験が浅いのでポテンシャルを重視したものになり、ビジネス能力を問うよりは熱意ややる気が評価される傾向にあります。
とりあえず書類選考は通して、その後の面接で求められる結果を出せる人なのかを判断していこうという感じです。

それに対して30代後半の人が重視されるのは、やはり実績や企業が求めるビジネス能力です。
この点を書類選考で厳しく見られ企業の期待に応えられそうな人のみが、書類選考を通過します。

そして通った後の面接は、それを確認するだけという流れになります。
つまり、若い人は書類選考は甘いがその後の面接が厳しくなる。
35歳以上は、書類選考は厳しいがその後の面接は甘い、といえるのです。

35歳以上の人は、履歴書・職務経歴書の作成に全力を傾けましょう。
書類選考を通過すれば、ゴールは近いといえるでしょう。

この書類編では、35歳以上の人が履歴書・職務経歴書を作成する上での注意点やコツについて述べてます。

前編の転職エージェント「初めて」編で、初めて転職活動する人の転職エージェントの見つけ方や、転職エージェントに登録する前にやっておくべき事についてお伝えしております。

①転職エージェント「初めて」編

書類選考は自分だけで良い結果に導ける唯一のもの

履歴書や職務経歴書を作成する上での、基本的な考えを述べたいと思います。

当日その場で答える偶発的な要因にも左右される一発勝負の面接と違い、書類は応募企業に提出するまで何回も推敲ができ、やり直しができます。
さらに面接は応募者と面接官との一対一の勝負ですが、書類はこちら側から一方的に送りつけることができるものです。

つまり誰にも邪魔されずに自分自身の力で良い結果を導くことができる、唯一の選考過程なのです。
ここで全力を傾けずに、いつ傾けるのですか?

面接に呼んでもらえるような、採用担当者の印象に残る履歴書・職務経歴書を作成しましょう!

大手の転職サイトでは履歴書・職務経歴書の例やフォーマットが公開されています。
それらを一応参考にしてとりあえず最後まで完成させてください。
ただし、そこに載っている例のまま書いて企業に提出しても、35歳以上の人の場合は書類選考を通過する事は無いでしょう。

面接に呼ばれるような、内定につながるような書類にするにはどうするべきか?
このサイトだけの成功のコツを述べていきます。

履歴書や職務経歴書の枚数について

よく書類の枚数が話題になるのでそれに触れます。

一般的にはA4サイズに書いて履歴書は1枚(市販形式と同様に作成するなら2枚)、職務経歴書は初めて転職した人であれば2枚以内に収まるものでしょう。

このサイトは初めて転職する人を一応対象にしていますが、2,3回転職し職歴が増えた人は、職務経歴書が3枚以上になっても大丈夫だと思います。

他の転職サイトでは「2枚以上はNG!」なんてしているのもありますが、ダラダラと書いたのでなく「企業の思い」に沿ったストーリーのあるものであれば、枚数に関係なく選考を通過します。

転職○回(四捨五入すれば10!)の私の30代後半からの転職では、職務経歴書はなんと4枚です。
「企業の思い」を前提に作成しました。

もちろん、無事内定です。
採用担当者もよく読んだと思いますが、後で聞いたところ、最初の1ページが印象深かったからとのこと。多分残りはあまり見てないかもしれません。

「企業の思い」に応えたものでであれば、職務経歴書の始めの方でそれは伝わり、後は面接に呼びましょうとなるのです。

枚数でなく、内容なんです。

まだ転職エージェントに登録前の人は(本サイトではまずは履歴書・職務経歴書を作成し、その後に転職エージェントへ登録する事を勧めています)、「転職エージェントの選び方」で探した気になる求人案件を念頭に入れて、その企業に出すつもりで本編で履歴書・職務経歴書を作っていきましょう。

30代後半の転職エージェントの選び方

これを基本の履歴書・職務経歴書として、出来上がったら転職エージェントに登録します。
さらに応募する企業ごとにその「企業の思い」に対応した改訂版を、その都度作っていくことになります。
これについては後で述べます。

②書類編でコツを学んで、書類選考を通過する自信をつけましょう!

履歴書・職務経歴書ともに、word文書、つまりパソコンで作成しましょう。 「迷ったら手書きで作成すべき。なぜなら人柄が伝わるから」などいう転職情報サイトもありますが、全く意味ありません。そもそも転職エージェント経由での応募はデーターで送付します。応募企業から特に指定がない限り、パソコンです。時間の無駄にもなりますので、手書きはやめましょう。
②書類編
私が実際に利用していた転職エージェントの感想
パソナキャリア

取引実績企業16000社以上の求人数業界トップクラスの大手転職エージェント。
懇切丁寧なカウンセリングが売りで、転職が初めての人におすすめです。
女性の転職にも強い印象。

最初の面談時に、時間をかけてキャリアの方向性を親身になって考えてくれました。
押しが強い転職エージェントが多い中、転職する本人の事を第一に考えてくれる本当に良い転職エージェントです。
ここにまず登録したからこそ、転職について深く考えることができ、納得できる転職ができたのだと思います。
拠点も全国にあり、地方在住者も安心して利用できます。

JAC Recruitment ジェイエイシーリクルートメント

売上規模で業界3位の大手転職エージェント。
登録した転職成功者の7割以上が30代後半で、まさしくこのサイトおすすめの転職エージェントでしょう。

外資系に強いコネクションを持っていて、外資系に転職したい人は必ず登録すべき転職エージェントの一つです。
日本企業も多くの求人情報があり、マネージャー職以上のハイクラス層が主なターゲットとなっています。
築いた経歴に自信がある方、よりステップアップしたい方は登録すべき転職エージェント。
他の転職エージェントでは紹介されないシークレットな求人案件に出会える確率が高く、個人的には一番お世話になった転職エージェントです。

リクルートエージェント

業界1位の大手転職エージェント。
求人数が業界で一番多い。
転職希望者の登録数も一番で、転職に関する様々な情報量が集まりやすく、情報入手のためにも登録すべき。
ライバルに負けないためにも情報は多く持っておくべきです。

リクルートグループに共通する社風によるものだと思われるが、どのエージェントもやる気があり、弱気になりがちな私たち転職希望者を勇気づけてくれます。
転職を希望する人なら必ず登録するべき最大手転職エージェントです。
もちろん拠点も全国にあります。

dodaエージェントサービス

全国約10万件の求人数を誇る業界2位の大手転職エージェント。
やはり多くの人が登録するものには、登録しておかないと情報戦に負けます。

紹介される案件の量が他の転職エージェントより多く、気になった企業をこちらから言えば求人票を見せてくれました。
たくさんの企業を受けて様々な可能性の中から転職したい人にはおすすめ。
転職活動のテクニックやノウハウについても大手だけに蓄積されていて役に立ちます。
拠点も全国にあり。

成功への道
30代後半の転職を成功へ!

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